第87話「ボディタッチで女性が不快感をおぼえない唯一の部位とは」

さまざまなハラスメントに怯える現代人。

その数は50以上にのぼるとも言われています。

わざわざ名前を付けるから悪いのだと思ってます。

なんですか、オカハラって。

 

f:id:olm-h:20170705074604j:plain

作家志望、24歳、イギリス9ヶ月目

 

 

お菓子ハラスメント。

特定の人だけお菓子を配らないなどの嫌がらせ。

または旅行に行く人に対してお土産を買ってくるように強要すること。

「お土産よろしくー」って言ったらオカハラって言われるんですか今は。

 

 

セクハラも、悪意のあるものはもちろん除いて、

エスコートし慣れていない人がやるから不自然になるのではないでしょうか。

その点、欧米人はスマート。

たとえ下心があったとしても、それを感じさせないのは彼らの才能です。

 

 

ボディタッチと聞くと、あざとい女子やチャラい男子がやる印象ですが、

実はビジネスの場面において、その真の力は発揮されるのです。

すぐにセクハラなどと言われる世の中ですが、

そう思われる人は、顔や身なり、清潔感がすでにセクハラなのです。

 

 

ほら、髪が長くてギトギトしてたら顔もセクハラですし、なんかバナナ持ってるだけでセクハラですよね。

一方で、皺のないシャツを着て、髪を清潔にしている上司が

「期待してるよ」「頑張ってね」という激励の時に触れるのは

とても良い印象を与えることが分かっています。

 

 

実験結果でもしっかり証明されています。

街頭などでよく見かける署名活動において

ある部分に1回触れた場合と、2回触れた場合では、

2回触れた方が2倍以上の署名を承諾してくれたとか。

 

 

何かを頼みたい時にも、良い結果が出ることが分かっています。

 

 

それでは肝心の、いったいどこに触れればいいのか。

答えはひじの関節が曲がるすぐ上。二の腕の下です。

 

 

まさに、上の写真の、紙テープが貼られているあたり。

ここに軽く触れられたとき、嫌悪感を示す確率がかなり低いことが分かっています。

女性に触れる際も、二の腕を気にする人は多いですが、

この部分なら不快に感じることが少ないとか。

 

 

すごいのは、被験者にアンケートをとったときに

ほとんどの人が触れられたことにさえ気が付いていないこと。

そして、その時に言われた言葉の内容にも、良い印象を持っています。

 

 

セクハラにならないようにするには、まず自分磨き。

良いコミュニケーションの第一歩は、

信頼される、かっこいい上司になるところから。

 

 

【お知らせ】

当ブログ「蝉フィクション」はランキングに参加し始めました。

下の蝉ちゃんボタンを押して頂けると、喜びます。

どうぞよろしくお願いします。

ブログ村ランキング

 

Scroll to top