BMAL1ってみなさん知っていますか。
私は読み方さえも知りませんでした。
ビーマルワンと読むそうです。
割と最近発見されたもので、最近ではダイエットと深く関わりのあるものとされています。
ヘアメイク、28歳、イギリス11ヶ月目
肥満遺伝子「BMAL1とは」
BMAL1は、たんぱく質の一種です。
Brain and Muscle Arnt-Like 1(ブレイン・マッスル・アーント・ライク)の頭文字、1は1番を差している言葉です。
肥満遺伝子といわれる所以は、BMAL1は、夜10時から朝の6時まで活発に活動して、脂肪を体内に積極的に溜め込もうとする働きがあります。
「活発に活動!? 余計なことをしないで!」と思うかもしれませんが、BMAL1がなかったら、私たちは太古の昔にとっくに滅びていたかもしれないのです。
飽食といわれる今の時代では想像がつきにくいですが、大昔は、常に食料が手に入ったわけではありません。
いつ食料が不足するかわからない生活を、人類の歴史のほとんどの期間で強いられてきました。
100万年以上前から、ヒトが生き延びるために組み込まれたプログラムなのです。
なので人間の身体は、狩猟などの生活を終えた就寝時間帯に、身体にエネルギーを蓄積するように作られているのです。
BMAL1の主な働き
BMAL1の主な働きは、脂肪をつくり貯め込むための酵素を増やすこと。
また、脂肪を分解してエネルギーに変えるための酵素を減らすようにDNAに対し働きかけることです。
つまり、BMAL1の量が多いほど、脂肪が貯まりやすいことになります。
ここで重要なのは、体内におけるBMAL1の量は一日の中で一定でないことです。
夜間に増えて、昼に減少します。
そのため、「夜寝る前に食べると太る」という話の裏付けとして引用されています。
BMAL1の特徴
BMAL1は「時計遺伝子」とも呼ばれています。
BMAL1の量が最も増すのは午前二時です。
BMAL1の量が最も減るのは午後二時です。
「夜寝る前に食べると太る」はここから来ているのですが、
これは半分正解で半分は間違っている、ということが分かってきたそうです。
それは、食べ物の種類によって消化・吸収の時間が大きく異なるからです。
つまり、BMAL1が最大になる時に吸収の時間が当てはまらなければ、太りやすいとは言えないということになります。
では、夜中に食べても良い意外過ぎるものとは!?
長くなりそうなので次回に続きます。
【お知らせ】
当ブログ「蝉フィクション」はランキングに参加し始めました。
下の蝉ちゃんボタンを押して頂けると、喜びます。
どうぞよろしくお願いします。