ヘアメイク、28歳、イギリス9ヶ月目
さて、意外かもしれませんが、イギリスの夏は5月から始まります。
少し肌寒い日もありますが、だいたい4,5月くらいから晴れる日が多くなってきて
6,7月が夏のピーク
8月下旬は秋です。
夏、ウェディングフォトが近年イギリスで人気が上がってきていることは
こちらの記事でお伝えしました。（フォトの広末くんが）
そして今日は、ヘアメクの私から。
その日初めて会うヘアメイクさんに、より一層自分を引き出してもらうために
あらかじめ用意した方が良いこと、気をつけること5選
ヘア&メイクオーダーはしっかりと説明する
あらかじめ、自分のヘアイメージ写真を送ることはマストです。
できたら現在の髪の長さがわかる正面からの写真も。
なぜそんなものが必要なのか。
私のような真面目なヘアメイクさんに当たると、前もってスタイル、お化粧のイメージをずいぶんと考えてもらえます。
撮影当日の朝、間接照明でやや暗いホテルのお部屋で、すっぴんで「初めまして」するよりも
普段のメイク、雰囲気をあらかじめ知っておいてもらえることは大きくプラスに働きます。
たとえ写真をくださいと言われなくても、恥ずかしがらずに自分から進んで送っていいくらいです。
だって一生に一度、お金と時間をかけて行くんですよ。最前は尽くすべきです。
あらかじめ送るべきもの
・髪の長さが分かる正面からの写真（いつものメイクで）
・イメージしているヘアの写真
・ドレス、ヘアアクセなどの小物の写真（これも重要）
トレンドより自分らしさを意識
長く残るものだから、やはり自分に合ったメイクを取り入れるべきです。
イガリチークは流行ったけれど、50年後に見て良いと思えるかはまた別。
しかしながら、ヨーロッパには大きな公園と素敵な街並みが混在しているため
メイクのアテンドを頼むなら、リップを変えてもらうだけで雰囲気ががらっとかわり、写真の幅が広がります。
会社なんて無視！一生に一度のWedding Photoは絶対ヘアカラーした方がいい理由
「黒髪」」編み込み」とグーグルさんに入力して
次に自動予測でどんなワードが候補に上がってくると思いますか。
答えは「目立たない」です。
本当です、やってみてください。
お姫様みたいな編み込みふわふわ写真のイメージを持ってくる方に限って、地毛黒髪でいらっしゃいます。
また、みなさんインターネットでイメージ写真を見つけるとき、
自分の髪色と比べて、「わたしの髪はこのモデルさんと同じくくらいの明るさだから、編み込みも全然わかるしokだな」と染めてこない方がいます。
そのモデルさんの写真、ガンガンライト当たってます。
・会社に髪色の規定があるから
・たった1日の撮影、1週間の旅行ために美容室のカラー代出して、おまけにダメージになるのもなあ
なに言っとるのですか！
写真は一生残るし、カラー代の何倍ものお金をかけて外国でウェディングするのです。
今ではダメージも最低限に抑えられる新しいプロダクトが次々に生まれています。
絶対にした方がいいです！
何もハイトーンにする必要はありません。
自然な茶色で十分です。
しかし、自然な茶色と黒髪との間には、印象において雲泥の差があります。
京都の街並みに黒髪が似合うように、西洋の街並みには少し明るい髪の方が絶対に馴染みます！
ドレスに意識が行き過ぎ？ 意外に重要なヘアアクセとお花の選び方
ドレス選びは最重要。
しかし、それが終わってしまうと気が抜けてしまうのか、意外にお留守になっているのがアクセサリー。とくにヘアアクセ。
ティアラ、シルバーヘアアクセ、生花などが人気ですが
その中でも、海外挙式、ウェディングフォトでとくにおすすめなのがドライフラワー。
Photo by 広末（@yukinarihirosue）
Hair make by わたし
（これらの写真はお客様の許可を得てアップしています）
メルカリなどで「ドライフラワー ウェディング」で検索するとたくさん出てきます。
海外まで持って行くので、少し多めに入れてくれるかなどを訊いておくと安心です。
いかがでしたでしょうか。
もしイギリス挙式、ウェディングフォトに興味のある方はこちらもあわせてご覧ください。
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