第106話「日本は敏感すぎ? 不倫の慰謝料を求めない国、ドイツ」

 

アンジャッシュ渡部さんが不倫したと日本では騒がれていますね。

そもそも芸能人の不倫問題が、こんなにも主要メディアで報じられるのは日本くらいのものです。

海外では、ゴシップ専門のニュース記事に取り上げられるくらいで、英国のBBCのトップでそんなのを目にしたことはないですし

「サザエさん史上初、じゃんけんで5回連続同じ手を出す」というのがYahoo総合ニュースに出ているあたり、日本大丈夫なのかと、ちょっと思ってしまいます。

 

 

 

 

不倫に寛容な国、ドイツ

さて、ドイツに住む友達の話によると

ドイツでは不倫による慰謝料を請求することはないのだそう。

そもそもヨーロッパでは「愛に関して、当人のみにしか分からない」という考えがあります。

不倫でも、飽くまで二人の問題。友人だろうがセレブであろうが、他者が介入するべきではない。

 

 

加えて、たとえ不倫であっても「新しい恋は応援すべき」という考えがあり

新聞の見出しでさえも、前向きな言葉が使われています。

(もちろん批判寄りの記事もあるようですが、日本ほど叩かれていないです)

愛のことは当事者しか分からず、他人がとやかく言うことではない。その辺りに、日本がLGBTQに対する理解が遅い原因もあるのではないか、と思うことがあります。

 

 

 

多目的トイレの論点はそこではない

六本木の多目的トイレに呼び出してことに及んでいたという噂がありますが

 

身バレ防止のため、とか

性癖がどうとか

行く方も行く方だ、とか

 

そんなことにばかり言及されています。

 

 

多目的トイレを塞いでしまうと、それを必要としている人々が使用できなくなってしまう。

海外であれば、そこが一番の問題になると思うんですよ。

感覚のずれに、違和感をおぼえます。

 

視聴者が喜ぶものを扱うべき、という考えが大きい日本のメディアですが

昼も夜もそんなことばかり報道しているのは、いかがなものでしょうか。

みなさんはどう思いますか。

 

 

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