第64話「石垣島のかわいい雑貨屋さん。欲張るとこぼれてしまう不思議な教訓茶碗」

石垣島、適当に歩いているだけで
素敵なお店がたくさんある。とく
におすすめしたい雑貨屋さんがあ
ったのでシェア。教訓茶碗あり〼。

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作家志望、24歳、イギリス7ヶ月目 一時帰国中

 

マース入りのお守り。

マースとは、沖縄の方言で塩の意味。島マースは沖縄で取れる塩のことで、厄除けとして塩を持ち歩く習慣があるそう。

 

ねじれてるのかわいい。

箸置き、かな。

 

ここでおもしろうそうなものを発見。

「教訓茶碗」

だって。丁寧にお水が入ってる壺もある。やってみていいということだ。

本当だ、不思議、とはしゃいでいると、砂吹が小さなお椀の中を指さして

「ここは栄養になるが、必要以上のカロリーはみんなお腹まわり」といって指でお皿をなぞるように一周させたあと、こちらを見る。

「わたしはいつだって腹八分目です、このお水のように」

旅行中はちがうけど。旅行の時は動いてるから食べも太らない。はずだ。

 

ここの雑貨屋さんグーグルマップで出てこなくてストリートビューで探すのすっごい苦労した。

この上の地図のカフェの向かいがそうです。

ちなみにこのカフェも気になったのにやってなかった。

カフェに見えたのに麺類専門店と書いてある謎。

 

砂吹が「こっからは個人行動な」といきなり言い出すので、わたしは遅めのお昼ご飯。

こういうときに、わたしはレビューとかあまり見ない。

調べないで入るから失敗もすることもある。

ここはどうだろうか。

 

メニューが手書きで親しみがもてる。

コロッケ定食。

石垣牛コロッケとじゃがバターコロッケだそう。

とても美味しかったけど、わたしでも量がちょっと少ない。

(八分目とか言っておきながら)

カラフルでかわいいお店。

やっぱりがっつりにしておけばよかったと、食べ終わってからメニューを見る不審者。

もうひとつ食べるの?と心配そうな厨房の方。(たぶん気のせい)

腹ごなしに橋の方まで歩く。

日が傾き始めるのが早い。

 

誰かと旅行するのは楽しいけど

一人の時間がほしいと思うことがある。

そんな時に、砂吹が気まぐれを起こす。

一人で安全に歩けるのは、やっぱり日本のいいところ。

 

 

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