ガトーショコラと苦いコーヒー。そ
してお洒落な内装のカフェ。言うこと
なしのタリンの喫茶店。バルト三国最
終日、やってきましたお土産タイム。
作家志望、24歳、イギリス3ヶ月目
歩き疲れたら糖分の補給。
スイーツで絶対に外せないと話題のカフェへ。
1939年からの老舗の喫茶店。
職人の中庭(Meistrite Hoov)にある
『ピエール・ショコラテリエ(Pierre Chocolaterie)にやってきました。
注文は左手奥のガラスのケースが並ぶあたりで。
14時にわたしたちが行った時はすでに多くの人で満員状態。せっかくの雰囲気がどこか損なわれていた気もするけれど、家具やテーブルクロスがとても可愛いかった。
日本人と思われるお客さんもちらほら見受けられる。
そして、甘いものに目がないわたしでも、鼻血が出そうなほどの濃いめなお味。ガトーショコラとホットチョコレートを飲んでいる強者もいたけど、ケーキとブラックコーヒーの組み合わせが丁度良さそうだ。
住所 Vene 6, 10123 Tallinn, エストニア
電話 +372 641 8061
営業時間 8:00~23:00
続いて
エストニアで検索するとたくさん出てくる
「ふとっちょマルガレータ」
誰だ、それは。
これが、ふとっちょマルガレータという有名な建物。
ふとっちょマルガレータの中は、実は海洋博物館なのです。
Estonian Maritime Museum エストニア海洋博物館
その昔、博物館は監獄として使われていました。
食事を切り盛りする太ったおかみさんは、マルガレータという名前で、看守や囚人などみんなから慕われていました。
この建物もなんだか丸いので、いつしか「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれるようになった、とさ。
たいした話ではなかった(失礼)
決して広くはないが、見所がたくさんある。
短い時間でまわれる割には結構楽しめる、オススメのMuseumです。
Estonian Maritime Museum
エストニア海洋博物館
Pikk 70, Tallinn 10133, Estonia
営業時間 10:00-18:00
定休日 月曜日
そして忘れちゃいけないお土産タイム。
お洒落で可愛いものがたくさんあったのがこちらのお店。
砂吹が買った小銭入れ。
砂吹と広末くんがそれぞれ買った蝶ネクタイ。
英国紳士として正装する時に必要らしい。
ちなみに上の砂吹のタイは、なんと木でできている。
そんな風にして、わたしたちの9泊10日バルト三国の旅は無事に終わろうとしていた。
途中、美女が砂吹のベッドに入ってきて携帯を盗まれたりしたけれど、全員元気でロンドン行きの飛行機に乗ることができた。
「そうそう、言い忘れていたけど」
砂吹が機内でアイマスクを付けようとした時にこんなことを言った。
「ロンドンに帰ったら、最後のメンバーが家で待っている。そしていよいよ、おれたちはイギリスに来た真の目的に向かい合うことになる」
えー、誰々、何してる人? と詰め寄ると、砂吹はアイマスクをした顔で口だけ動かす。
「1に美しい。2に綺麗だ。3に顔が整っている。4、美貌が留まることを知らない」
広末くんに続いて、また顔で選んだなと溜め息が出そうになる。
しかし、砂吹が最後に付けたした言葉が気になるものだった。
「5、飾らない美人なんて、そうそうこの世に存在しない。彼女は、飾る美人だ」
相変わらず、意味はわからない。
ただ、まったく意味が無いわけではないのだと思う。
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