カメラマン、33歳、イギリス7ヶ月目 一時帰国中
HDDは壊れやすいと言われていて、いつかはSSDにしようと思っていました。
しかしその懸念よりも先に、とにかく遅い。
ワードですらサクサクタイプできなくなったので、ついに思いきることにしました。
新型買ったら30万だから、2万で済むならやる意味がある。
*スペック
MacBook Pro 13inch, Mid 2012
もうかれこれ7年が経とうとしている。
*準備するもの
SSD
+の精密ドライバー(裏蓋を開ける用)
T6トルクスドライバー(中のHDDのねじを取る用)
外付けHDD(バックアップ及び復元のため)
同じものが知りたい方は最後にまとめてます。
*あると便利なもの
A4用紙
セロテープ or マスキングテープ
エアークリーナー or ブロアー
広い机
*かかった時間
作業時間はたったの10分
ただ、バックアップと復元に半日かかる。
普段からバックアップをとっておきましょう。
復元は8時間くらい。睡眠時間にやりました。
*手順
1, データのバックアップ(今回は外付けHDDを使用)
2, いざ蓋を開けて交換
3, 復元
4, 悦に浸る
まず、せっかくなので、電源を入れてから何分で立ち上がるか測定。
パスワードを打てるようになるまでなんと3分。
そこからLight Roomを立ち上げるまではさらに4分30秒。
人生を無駄にしている。
1, データのバックアップ(外付けHDDを使用)
Time Machine専用の外付けHDDにバックアップ。
いつもはWeb上にしかバックアップしていなかったので、2時間かかった。
こまめにバックアップしておきましょう。
2, いざ蓋を開けて交換
ニットなど、静電気が発生しやすいものは脱ぐ。
手を洗って、金属部分に触れておく。
飽くまで精密機械をいじるという意識を忘れてはいけない。
カメラマンのアシスタントはSDカードさえも手渡すと怒られるらしい。
+の精密ドライバーで蓋を開けていく。
右上から外していくと、なんだ大きいじゃん、これはなくさない、机に無造作に置いていく。
4本目から錠剤より小さなねじになり、焦ってA4用紙に張ってくことにした。
くっそ汚いのを想像していたが、意外ときれい。
それでもコンパクト掃除機やエアーダスターできれいにしましょうせっかくなので。
左下のがHDD
この2つのねじを同じ精密ドライバーで外す。
あとで戻すので、向きを覚えておく。
取り出したストッパーを取り出した方向で置いておく。
ベロを持ち上げると簡単に外れる。
この左側の黒い部分は引っ張ると簡単に取れる。
取り出したHDD
今まで7年近く、お世話になりました。
ぼけちゃったけど、四隅についている星型のねじを今回買ったT6トクルスドライバーで外して、
こちらの新しいSSDに同じようにつける。
もしマスキングテープがあったら、
次回取り外すときに外しやすいように同じ場所にベロを作っておく。
黒いケーブルをさしてあった場所におさめる。
ベロもいい感じで出ている。
ストッパーも元の向きでおさめて、ねじをして完了。
裏蓋を戻して、意外と簡単。10分くらい。
3, 復元
外付けHDDを繋いで、いざ電源を入れる。
同時にCommand+Rを地球儀が出るまで押す。
Wifiのパスワードをあらかじめ準備しておくと僕のようにバタバタする必要がない。
まずディスクユーティリティから入る。
ここで焦ってTime Machineから復元を押してはいけない。
右上の1TB Samsung SSD 860…が今回買ったもの。
これをフォーマットする。
まちがっても自分のTime Machineのバックアップを消さないように。
消去、Mac OS 拡張(ジャーナリング)、任意の名前を付ける。
暗号化のがいいのかもしれないけど、気にしない派。
戻ってついにTime Machineのバックアップから復元
最新のバックアップから選んで、
インストール先を選んで
一瞬焦る場面けど、続けるでok
あとは待つだけ。
4, 悦に浸る
さて、電源を入れる。
なんと、3分かかっていた立ち上げがたったの22秒。
そこから4分30秒かかっていたライトルームはなんと8秒。
悦……
*かかった費用
SSD 1TB 18,331円
T6トルクスドライバー 498円
合計 18,829円
たったのこれだけ。
*換装、感想
SSDも一昔前に比べたら安くなったもので
500GBなら7,000円で買える。
僕の場合は元が750GBだったので、どうせならそれより大きくしたいと1TBを購入。
それでも合わせて2万かかってない。
本当はDVDあんまり使わないからそこをつぶして500GB足してもよかったけど
せっかくなので取っておこうと思いました。
さ、新年を迎える準備はこれでok
来年も、仕事しよう。
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